看護師が取りたい資格とは!?取得前に知っておきたいメリット・デメリット
看護師のみなさん、こんにちは!
看護師歴10年のたま子です。
「看護師以外にもなにか資格が欲しいな〜」と思うことありませんか?
もっとみんなの役に立ちたい
マンネリした毎日に刺激が欲しい
同僚と差をつけたい
理由は人それぞれです。
でもまだ具体的に何か取りたい資格があるわけじゃない。
まずは情報収集から。
そんな看護師さんのために、今回は「看護師以外の資格」をテーマにお話したいと思います。
この記事の内容
看護師以外の資格への興味
看護師資格を持つ137名(20代、30代、40代)にアンケートをとりました。
まずはコチラをご覧ください。
看護師でありながら、さらなる資格に興味がある人は8割近くもいるんですね!
資格に興味ある派の意見と、興味ない派の意見をみてみましょう。
・仕事に役立つプラスαの資格が欲しい
・資格がほしいよりは、勉強した知識を活かしたい
・転職に有利になる
・もっと上を目指したい
・もっていれば将来安心
・将来やりたいことがある
・目標があった方が楽しい
・今の仕事でいっぱいいっぱい
・もう資格を取る気力がない
・年齢的に遅い
・資格を取っても給料に反映されない
・お金がない
・時間がない
・病院の許可が出ない
たしかに、新たな資格を取得しなくても仕事はできますからね。
資格に対しての価値観は色々のようです。
では実際に看護師以外の資格を持っている人はどのくらいいるのでしょう?
看護師以外で持っている資格
看護師以外にも資格を持っている人は、2人に1人。
思った以上に多くて驚きました!
実際にどんな資格を持っているのか聞いてきましたよ。
実は私も、保健師とケアマネの資格を持っています(^^)
・ケアマネージャー
・介護福祉士
・助産師
・保健師
・養護教員
・福祉住環境コーディネーター
・3学会合同呼吸法認定士
・認定看護師
・BLS
・ACLS
・オムツフィッター
など
色々な資格がありますね!
看護師が今後取得したいと考えている資格って何でしょう?
今一番気になっている資格をあげてもらい、結果をランキングにしたのでご覧ください。
看護師が興味のある資格ランキング
2位 認定看護師
3位 助産師
4位 認知症ケア専門士、アロマセラピー
5位 臨床心理士
6位 3学会合同呼吸法認定士
7位 保健師、BLS
8位 糖尿病療養指導士
9位 社会福祉士
10位 福祉住環境コーディネーター、専門看護師、フットケア指導士
実際に取得できる、できないは別として、看護師さんが今興味があるとした資格のランキングです。
看護師の資格をすでに持っているのに、なぜ多くの看護師は他の資格に興味があるのでしょう。
資格を取得するといいことがあるのでしょうか?
そこで次は、資格取得のメリットについてです。
看護師アンケートで回答にあがったメリットをまとめました。
プラスαの資格を取得する4つのメリット
・スキルアップ
・待遇アップ
・信頼度アップ
・ステータスアップ
・スキルアップ
より専門性を有した看護師へ成長できます。
新たに得た知識や技術により、質の高いケアが提供でき、カンファレンスでは根拠を持ったケアの提案など、自信を持って発言できるようになります。
・待遇アップ
職場によっては、資格手当がつくケースがあります。診療報酬の加算に関係してくるような資格であれば、手当がつく可能性が高いです。
ただ、これは職場によっても違うので、待遇アップを目的とした資格取得なら、事前に職場の給料事情を把握しておきましょう。
・信頼度アップ
資格には説得力があります。
持っているだけでも「すごい!」となるし、なおかつ実践でいかして結果を出せばさらに周囲から大きな信頼を得られます。
同僚やドクターから頼られたり、患者さんやその家族からも安心してもらえるでしょう。
・ステータスアップ
看護師としてのスペックを証明できます。
ただの看護師ではなく、より専門性を有した看護師だというあかしになります。
そのため、転職の際に〇〇の資格取得と書くことができ、転職先へ一目で分かる効果的なアピールができます。
スキルアップ、待遇アップ、信頼度アップ、ステータスアップ。
大きく4つのメリットがありました。
では、デメリットはなんでしょう?
プラスαの資格を取得する4つのデメリット
・お金がかかる
・時間がかかる
・業務が増える
・資格をいかせない
・お金がかかる
資格取得にはお金が必要です。
取得のために勤務時間を減らせば給料が減りますしね。
また勉強時間は、睡眠時間を削ったり、休日返上で捻出するしかありません。
・時間がかかる
仕事と勉強の両立は、看護師なら当然これまでもやってきていると思うので、できるように思うかもしれません。
しかし、資格取得のための勉強は、試験に合格しないといけなかったり、一定の合格基準があることが多いので、勉強時間が少ないと取得が難しい場合がほとんど。
さらに過程を持っていたり、子供がいたりすれば、家事や育児でさらに大変になります。
取得前に、取得までのプロセスをイメージしていくといいでしょう。
・業務が増える
資格取得後、業務が増えます。
資格にもよりますが、資格をいかした業務を任せられる可能性があるからです。
また、資格を持っていることで、他の看護師から意見を求められる場面も出てくるでしょう。
頼られる分、業務は今まで以上に増えると考えた方がいいかもしれません。
・資格をいかせない
職場では必要ない資格だった…ということも。
せっかく資格を取得したけど、実際に今の職場ではあまり関係ないものだったり、
もっと取得した資格をいかした業務がやりたいのに、今の職場には理解がなかったり。
思ってたのと違った!となる前に、資格の内容や実際に職場で資格を活用できるかどうか?を確認しておきましょう。
仕事と資格の勉強の両立は大変。
また、取得後はイメージ通りにその資格をいかせない場合も。
上司に働き方を相談したり、職場のサポート体制を確認したり、資格取得のための環境を整えることで、デメリットを最小限にできます。
まとめ
看護師の仕事をしながら、新たな資格に挑戦することは簡単ではありません。
でも、資格取得は自分が提供する看護の質を上げることにつながり、自信にもなります。
もし興味のある資格が見つかったなら、情報収集をしっかり行い、環境を整え、取得するタイミングや時期を考えて動き出しましょう!